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2005/07/17 (Sun) "Six Feet Under"

は、米HBOチャンネル製作のテレビドラマです。

sixfeet.jpg


日本でもこの7月からSuper Channel(ケーブルテレビ、スカパーにて視聴可。)にて放送が始まりました。

かく言う私も、最近深夜に寝付かれず、リモコンでチャンネルを転がしていたときに偶然目に留まり、独特の雰囲気にひきつけられて、最後まで見てしまいました。

後日チャンネル表をチェックしたところ、どうやらこのドラマ只者ではない模様。というのも、あのアカデミー賞受賞映画「アメリカンビューティー」の脚本家Alan Ballが企画・製作総指揮・脚本・監督をつとめ、米国では既に2大TV賞であるエミー賞とゴールデングローブ賞を受賞しているらしいのです。

まあ、そんなに賞の名前ばかり列挙しても仕方がないのですが、私は個人的に、「アメリカンビューティー」好きだったので、なんだか掘り出し物を掘り当てたような感じでうれしかったです。

さてストーリーはといいますと、ロス郊外で葬儀屋を営む家庭崩壊気味の一家を舞台に、社会問題や家族関係を描くヒューマンドラマ。
どうも簡潔に説明することができないので、興味を持った方はぜひ見てみることをお勧めします!!

ドラマを通して流れている空気は「アメリカンビューティー」に似ています。
冒頭で父親が死んでしまったり、末の妹が死体の足をボーイフレンドのロッカーに忍ばせたり、母親は不倫していたり・・・と一見すると暗いドラマのようですが、暗いだけに終わらない何かがあります。
私個人的には、暗めの道具を使って人生のすばらしさのようなものを描いているような気がします。

面白いです。おすすめ。


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2005/07/06 (Wed) buooooooooono!!

一昨日はおじいちゃんの四十九日の法要があった。
どうがんばっても時とともに眠気が増していく(そんな学校の先生いませんでした?)ご住職のお経の後で、告別式以来に会う父方の親類と顔を突き合わせて会席料理を食した。

はっきり言って!!、私の人生で一番豪華な食事でした。
大好きな海の幸がてんこ盛り、うに(殻付!)えびかにいくらはも…蛍狩りに見立てた籠の中に芸術品さながらに鎮座する食材の数々。
続くメインディッシュも、キャビアやらフォアグラやら世界三台珍味に王手をかける奮闘振り。
食材のみならず、味付け盛り付けなど、どれをとっても完璧でした。
どの食材もきっちり日本料理に昇華されていた。
畏るべし日本会席…日本が世界に誇る文化の1つは料理ですな、と認識させられました。
法事なのに不謹慎だけど、おじいちゃんありがとう!って思ってしまった。

どこの国にもそこの土地や気候に合わせたおいしい料理があるものだけれど、これからもそういう料理を食べて生きたい。

☆おいしい者達☆
モロッコのタジンクスクス
台北で食べた屋台料理
らんちゃんのお母さんお手製の中華スープ(トマト卵ザーサイなど具だくさん!)
フランクフルト駅構内ののホットドック
銀座のマスターが目の前で揚げてくれる串揚げ
小さい頃父がよく買ってきてくれた「シャモア」のソフトクリーム
ベネツィアで食べたイカ墨スパゲティー
Panino Giusto」の生ハム入りパニーニ
父の作るビーフシチュー
加藤牧場直営「Baffi」のジェラート

皆さんは「これおいしいぜ!!」っていうものありますか?
それって思い浮かべるだけで顔がほころんでしまうものだと思います。
おいしいものって無条件に人を幸せにする。
そんな気がします。


20041126_1949_000.jpg


これは妹の彼氏とともに作ったオムライス。

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2005/06/07 (Tue) "La Traviata"

とは、イタリア語で「道を踏み外した女」。
17世紀フランスの劇作家Alexandre Dumas filsの長編小説であり、Giuseppe Fortunino Francesco Verdi(1813-1901,Italy) が小説を基に1853年に発表したオペラでもあります。
邦題は『椿姫』。
といえば、少しピンと来る人もいるのでは?
高級娼婦ヴィオレッタと青年貴族アルフレードの悲恋の物語。
世界のオペラ劇場の中でも最も上演回数が多い作品の1つだそうです。

今回、思いがけず鑑賞券を頂いたので、水道橋まで一人オペラ鑑賞と洒落込みました。

感想は・・・ううむ、わかりやすくって面白い。
というと見も蓋もないけれど。
起承転結がはっきりしていて、初心者でも感動できるようなお話。
もっと玄人的な批評ができるといいのですが、いかんせんちゃんとしたオペラを観るのはこれが初めてで・・・。
でも、古今東西「古典」と名のつくものにとっても弱い私にも、「オペラっていいね~」と思わせてくれるよい作品でした。

作品とは別に、驚いたのは舞台装置の豪華さ。
16世紀ヨーロッパ宮廷文化の象徴といったところでしょうか。
「贅沢を尽くす美」というものに触れた気がします。
文化ってその時代、その地域でしか生まれ得ない、貴重なものだと思うけど、その片鱗に触れることは、人は心豊かにする効能があるのじゃないかなあ。
兎にも角にも、「ロココ調」と聞いて心踊る人には本当におすすめの戯曲。
(例えばの話。椿姫とロココにはなんら関連性がないと思われる。)

20050607004813.jpg

ロココ調一例

一つ疑問に思ったのは、「椿姫」は本物の愛に出会って「道を踏み外した」のか、もともと「道を踏み外した女」だったのか。
みなさんはどちらだと思いますか?

最後に一言、印象深かったセリフを。
アルフレードの真摯な愛に触れたヴィオレッタのセリフ。

「愛は全宇宙の鼓動であり、神秘的で誇り高く、心には苦悩となり歓喜となる。」

何百年か前のデュマさんも、「愛とは何ぞや」という人類の普遍的な課題に取り組んでいたのですね。

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2005/06/01 (Wed) 『ネイキッド』

とは、杉浦リョーコさん著(講談社)の小説です。

この小説は、購読無料の携帯サイト(The Newsという情報バラエティーみたいなサイト)に毎日ちょっとづつ掲載されています。
暇つぶしに読み始めたのですが、これが結構面白くて、早く続きが読みたくなり、今日本屋で全部立ち読みしました。
(これは、サイトの「ちょびっと見せて買わせるぞ」的趣旨にずいぶん反していると思いますが。)

簡単に言うと「青春・恋愛・成長もの」。
主人公は予備校生。よりストイックな生活を求めて親戚の家での疎開(?)生活を開始します。
そこで、まあいろいろあるんですが、特に目の覚めるような出来事が起こるわけではありません。でも前編を通して流れている雰囲気が気に入りました。

小説の中で、疎開先のおばさんが、「男の人の気持ちってわからない・・。」と悩む主人公に対し、

「『わかっちゃった』と思ったらそれで終わり。」

というようなアドバイスをする場面があります。
そのおばさん、少し過激な思想の持ち主で、

「例えば、援助交際も別に反対はしない。」

的なことをのたまうんですが、それに続くセリフが、

「いろんな経験をして、羞恥心だとか後悔の念だとか罪悪感だとかを味わうのはとっても大切なこと。」

というもの。そして、

「でもそれで、大人の世界はこんなもの、とか、男の人ってこんなもの、というように、『わかって』しまったら悲しいよね。」

と言います。

このセリフ、人間のある一面を鋭く表現していると思いませんか?
私自身、何か自分の手にもてあますような大きな感情に対して、「所詮こんなもんだよね、わかったよ」と言って、片付けていることがあるような気がして、はっとさせられました。
無意識のうちに、傷つかないように、自分を守っているのかもしれません。

「全然わからなく」て、「理解できない」からこそ、「わかろうとする」その先があって、楽しいじゃないか。
「わかっちゃった」ら、つまんないよ。
って、本に言われてる気がして、ぞくぞくしました。

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