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2005/06/19 (Sun) Mosquito

最近、明け方までよく寝れない。
時計を四分の一左に回転させたような生活を送っている。
一昨日の晩はそれに輪をかけたように寝付かれなかった。
理由は、蚊がいたから。
蚊。
それは甘い汁を吸って生きているにくいやつ。
あの耳元を「プゥ~ン」と飛び回る音が耳障りで、横になったはいいが一向に眠れません。
いつさされるかときがきではないし・・・エアコンをつけて部屋を涼しくしてみたり、頭から布団をかぶってみたり、いろいろと抵抗したのですが、執拗に私の周りを飛び回ります。
これじゃ起きた頃にはぶくぶくになってるぞ、と本気で心配になり、しばし部屋から退散。
しかし、自分のベットに寝ないとなると寝る場所がないということにすぐに気づきました。
小さい頃は誰かのベットにもぐりこむことができたのにね。
考え込んだ末、旅行用に買った虫除けスプレーの存在を思い出し、部屋中に吹き付けてみました。
もちろん自分にも。布団にも。
結果、蚊は退散。
虫除けスプレーのパウダーで部屋がむせ返る中、何とか眠りに落ちたのが午前4時。
もちろん午前中は爆睡。
なんてこったで学校に行き、ファイナルレポートのリサーチをして、バックに入りきらない本を生で持ったまま帰途に着く。
そしたら帰りの電車で不思議な出会いが。
偶然同じ席に座ろうとしたおじさんが、親しげに話しかけてきました。
通っている大学の話から始まって、話は彼の学生時代へ。
学生運動が盛んな時期だったそうで、懐かしそうに目を細めてらっしゃいました。
私はといえば、ちょうど社会運動関連の右だの左だのに関するレポートを書こうとしていた矢先だったので、偶然の出会いになんだかうれしくなりました。
2駅先で名前を言い残し降りて行ったおじさん、感謝です。
目が合った人と挨拶を交わしたり、こうやって偶然会った人と話が弾んじゃったり、下町文化の末裔?西欧文化の流入?
なににせよ、ほほえましいことです。

20050619194046.jpg


先日人質事件のあったシェムリアップ近郊にて。
2005年3月撮影。
バイクタクシーで通りかかった村で椰子の実でつくったお砂糖とワインを頂きました。
犬と猫と鶏が見事に共同生活を営んでいたのにびっくり。

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2005/06/07 (Tue) "La Traviata"

とは、イタリア語で「道を踏み外した女」。
17世紀フランスの劇作家Alexandre Dumas filsの長編小説であり、Giuseppe Fortunino Francesco Verdi(1813-1901,Italy) が小説を基に1853年に発表したオペラでもあります。
邦題は『椿姫』。
といえば、少しピンと来る人もいるのでは?
高級娼婦ヴィオレッタと青年貴族アルフレードの悲恋の物語。
世界のオペラ劇場の中でも最も上演回数が多い作品の1つだそうです。

今回、思いがけず鑑賞券を頂いたので、水道橋まで一人オペラ鑑賞と洒落込みました。

感想は・・・ううむ、わかりやすくって面白い。
というと見も蓋もないけれど。
起承転結がはっきりしていて、初心者でも感動できるようなお話。
もっと玄人的な批評ができるといいのですが、いかんせんちゃんとしたオペラを観るのはこれが初めてで・・・。
でも、古今東西「古典」と名のつくものにとっても弱い私にも、「オペラっていいね~」と思わせてくれるよい作品でした。

作品とは別に、驚いたのは舞台装置の豪華さ。
16世紀ヨーロッパ宮廷文化の象徴といったところでしょうか。
「贅沢を尽くす美」というものに触れた気がします。
文化ってその時代、その地域でしか生まれ得ない、貴重なものだと思うけど、その片鱗に触れることは、人は心豊かにする効能があるのじゃないかなあ。
兎にも角にも、「ロココ調」と聞いて心踊る人には本当におすすめの戯曲。
(例えばの話。椿姫とロココにはなんら関連性がないと思われる。)

20050607004813.jpg

ロココ調一例

一つ疑問に思ったのは、「椿姫」は本物の愛に出会って「道を踏み外した」のか、もともと「道を踏み外した女」だったのか。
みなさんはどちらだと思いますか?

最後に一言、印象深かったセリフを。
アルフレードの真摯な愛に触れたヴィオレッタのセリフ。

「愛は全宇宙の鼓動であり、神秘的で誇り高く、心には苦悩となり歓喜となる。」

何百年か前のデュマさんも、「愛とは何ぞや」という人類の普遍的な課題に取り組んでいたのですね。

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2005/06/01 (Wed) 『ネイキッド』

とは、杉浦リョーコさん著(講談社)の小説です。

この小説は、購読無料の携帯サイト(The Newsという情報バラエティーみたいなサイト)に毎日ちょっとづつ掲載されています。
暇つぶしに読み始めたのですが、これが結構面白くて、早く続きが読みたくなり、今日本屋で全部立ち読みしました。
(これは、サイトの「ちょびっと見せて買わせるぞ」的趣旨にずいぶん反していると思いますが。)

簡単に言うと「青春・恋愛・成長もの」。
主人公は予備校生。よりストイックな生活を求めて親戚の家での疎開(?)生活を開始します。
そこで、まあいろいろあるんですが、特に目の覚めるような出来事が起こるわけではありません。でも前編を通して流れている雰囲気が気に入りました。

小説の中で、疎開先のおばさんが、「男の人の気持ちってわからない・・。」と悩む主人公に対し、

「『わかっちゃった』と思ったらそれで終わり。」

というようなアドバイスをする場面があります。
そのおばさん、少し過激な思想の持ち主で、

「例えば、援助交際も別に反対はしない。」

的なことをのたまうんですが、それに続くセリフが、

「いろんな経験をして、羞恥心だとか後悔の念だとか罪悪感だとかを味わうのはとっても大切なこと。」

というもの。そして、

「でもそれで、大人の世界はこんなもの、とか、男の人ってこんなもの、というように、『わかって』しまったら悲しいよね。」

と言います。

このセリフ、人間のある一面を鋭く表現していると思いませんか?
私自身、何か自分の手にもてあますような大きな感情に対して、「所詮こんなもんだよね、わかったよ」と言って、片付けていることがあるような気がして、はっとさせられました。
無意識のうちに、傷つかないように、自分を守っているのかもしれません。

「全然わからなく」て、「理解できない」からこそ、「わかろうとする」その先があって、楽しいじゃないか。
「わかっちゃった」ら、つまんないよ。
って、本に言われてる気がして、ぞくぞくしました。

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