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2007/03/18 (Sun) 情報は、選ぶ時代か

最近訳あって、足繁く本屋に通っている。
今日は紀伊国屋新宿南口店に行ってきた。
訳あって、2階から6階までうろちょろしてしまったのだが、そこで気づいたことには。
客層が全然違うのです。
階によって。
例えば5階は人文社会科学系の学術書が置いてあるセクション。
そのせいか、レジで隣に並んだ弱中年男性は大学教授の匂いがした。
「カードでお願いします。」
その一言に、学問の湿ったにおいがしたのです。
例えば6階は洋書と語学テキストが置いてあるセクション。
ここは特に興味深くて、洋書のほうは当然ながら外国人のお客さんが多く、逆に語学テキストのほうはまったくもって日本人ばかりでした。
エスカレーターを降り損ねてたどり着いた2階には学習参考書とか児童書のセクションがあり、言うまでもなく小・中・高校生がたくさんいて、自分の年を感じました。
あと、雑誌売り場について。
これはどの本屋にも言えることなんだけど、女性誌とそれ以外のセクション-例えば車雑誌だとか音楽雑誌だとか-で激しく客層が分かれている気がします。
あれって何か怖いことのような気がする。
女性はファッションとか美容についての情報を、男性は男性然とした情報(それがどんなものかはわからないけれど)を与えられてみんなすくすく育っている、そんな気がする。
たまに面白半分で、車雑誌とか経済誌とか男一色のコーナーに入っていって、ちょっと失礼とばかりに雑誌を立ち読みしてみると意外と面白いもんです。
男の子の皆さんもぜひ堂々とCanCanとかseventeenとかを立ち読みする時代になって欲しいなぁ。
話はそれ続けていますが。
そんな本屋の光景を見て、みんな情報を選んでいるんだなと思った。
自分に合わせて似合う色、形、大きさ、生地…ちょうど洋服を選ぶみたいに。
もしくは情報に選ばれているのか。
「こんなあなたはこれ!」、「春は白♪」みたいな刷り込みを通じて。
自分で選んだ情報が次の選択を左右している、かもしれません。
音楽も、仕事も、結婚も何もかも。
面白いような怖いような不思議な世界。
だからこそ、ちょっと横に目を向けて一見無用そうな情報を選んでみる。
そこに、無限の選択肢が広がる気がしませんか?
何も彼にスカートをはいて欲しいわけではなく、洋書セクションの外国人の方も語学テキストのセクションに一歩踏み出すことで、日本人はこうやって英語を勉強しているんだなって、じゃあ次に日本人に話しかけるときにはこういう風にしたら理解しやすいかなって。
そんな風になったら少し素敵だと思います。

余談ですが、最近男の子のファッション雑誌はどんどんフェミニンになってきてる気がします。
非常に興味深い。

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2007/03/13 (Tue) なんだか

ひさしぶりにお酒を飲んだら物悲しくて寝付けなくなりました。
なんだかおばあさんみたいですね。

なんだか私は自分というものがまだ柔らかすぎて、ちょっとのことでアップしたりダウンしたりそういうことが多すぎる気がします。
そして硬くなるのはまだまだずいぶんと先のことのような気がする。
そんなこと言っていて何かの拍子にすっかり固まってしまうものかもしれませんが。
どうなんだろうか。

最近、就職活動の関係で、オスカーワイルドの『幸福な王子』という児童向けのようで児童向けでない絵本を購入。
有名のお話なので皆さんご存知かもしれませんが…。
ある町にあるみんなが崇める存在の王子の像と渡りツバメのお話。
町の貧しい人のために王子の体の金箔やら宝石やらを次々と剥がして分け与えるツバメと王子。
やがて冬が来て渡り損ねたツバメはすべて剥がされてみすぼらしい姿になった王子の像の下で息を引き取ります。
このお話の教訓は何なんでしょう。
正直もんは損をするっていうんでもないと思うんよね。
「施し」の意義とかを説いているような気もするんだけど今一歩つかめません。

少し話はそれますが、オスカーワイルドの格言、私にはピンと来るものが多いです。
19世紀中頃のアイルランド出身の作家ですが、今も昔も人間根っこのほうは変わらないのかもしれないなあと思わせてくれる言葉たちです。
以下にいくつかご紹介。

「人はまったく気にかけない人には、いつでも親切にできる」

“One can always be kind to people about whom one cares nothing.”



これは本当に共感します。
他にも

「男は疲れたから結婚する。女は興味から結婚する。両方ともがっかりすることになる」

“Men marry because they are tired, women because they are curious; both are disappointed.”



や、最後に

「この世の中に悲劇は2つだけだ。1つは望むものが手に入らないことで、もう1つはそれを手にしてしまうことだ。」

“In this world there are only two tragedies. One is not getting what one wants, and the other is getting it.”



私は3つ目の悲劇があると思う。
それは望むものが何かわからないことだ。

っていうのもずいぶん贅沢な話ですね。

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