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2007/11/17 (Sat) ご宗教は?

みなさんこんにちは。
スコットランドは今日もさわやかな土曜の朝です。
私の部屋は全面北窓ですが、海が近いので窓からは「魔女の宅急便」さながらの街並みの向こうに水平線が見えます。
そこをカモメ達が飛んでいるのを見ると、冬なのに全面北窓で足元が異常に寒いというマイナス面も、一気に帳消しになります。

ところで、私は自分の宗教もしくは信念、好きな引用文でさえ、選べないと言うか、なにかどこかで他人の考えをそのまま受け入れることに抵抗を感じていたのですが、
以下の茶道の教えは妙にすんなりと自分に入ってきて、茶道だけではなく、全てのところに通じるよい言葉だと思うので、ここで紹介したいと思います。



私たちは
茶道の真の姿を学び
それを実践に移して
絶えず己の心を省みて
一椀を手にしては
多くの恩愛に感謝を捧げ
お互いに人々によって生かされていることを知る
茶道の良さをみんなに伝えるよう努力しましょう


一つ
他人を侮ることなくいつも思いやりが先にたつように

一つ
家元は親、同門は兄弟で、共に一体であるから、だれに会っても合掌する心を忘れぬように

一つ
道を修め、なお励みつつも、初心を忘れぬように

一つ
豊かな心で人々に交わり、世の中が明るく暮らせるように



稽古とは
一より始め
十を知り
十より返る
元のその一




お茶は私の半分かつ適当なライフワーク的なところがありますが、数年前に新しい先生についてから、彼が禅宗にはまっているというのも手伝って、お茶の時間の前には必ず正座をして目を閉じてこの言葉を暗誦するようになりました。
未だこの少し「宗教じみた」行為を無批判に繰り返すことに、疑問を抱かないでもないですが、この言葉だから続けられるというのはあります。
今のところは、「ご宗教は?」と聞かれたら、「茶道です」と答えるのが一番近いかなと思います。

みなさんは、信念、宗教、持っていますか?

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2007/11/12 (Mon) ご飯がまずくなる・・・?

ここ数日で身の回りの友人達にちょっと過激な発言が相次ぎました。

金曜に恒例の食事会をスーダン料理を出すカフェレストランのようなところで行っていたところ、

私のテーブルの女の子達がパレスチナの自爆テロに関して議論を始めました。(アラビア語で)

言葉の関係であまり深くは理解できなかったのですが、
片やバーレーン出身でパレスチナには一度も行ったことがない乳癌を研究しているPhDの女性、片や生まれてこの方パレスチナ在住のCreative Writing(物書き?)専攻のマスターの女性、ということでいろいろバックグラウンドに違いがあったためか、最後のほうは議論が白熱して片方の女の子は目が潤んでいるほどでした。

バーレーン人の彼女が

「自殺したら地獄に行くんだよ、だから自爆テロも間違いなの。土地のために命を捨てるなんて意味がないじゃない。」

というと、パレスチナ人の彼女は

「これはそんなに単純な話じゃない。パレスチナの地からパレスチナ人がいなくなったら、誰がパレスチナという国の存在を証明するの?そこにいて守らなきゃ、国はなくなってしまう、その国の人々のアイデンティティも崩壊してしまう。でもパレスチナ人には抵抗するための力が足りない、ある一部の人にとって頼りうる唯一の力が自分の体なんだよ、だから身を投げ出すの。私は自爆テロには中立です。」

と言っていました。

私のリスニング不足とか、もちろんこの二人も私も偏見に満ちた人間なので、その辺を割り引いて考えていただきたいと思いますが、この発言実に強烈でした。(二つとも)
両者とも意味をなすと思うし、感情的になりすぎていて何の解決にもならないような気もするし。
でも私がかけられるどんな言葉も、彼女達が持っている主観的な世界には入り込めない気がした。

もう1つ、次の日の夕食を中国人と韓国人の女の子と作っていたとき、

彼女達の一人が私が人権法の授業を取っていると言うことを話していたとき、

「人権って何の意味があるの?欧米の人は中国の人権侵害についてよくたたくけどさ、彼らの価値観でばかり物を図られてもさ、わからないこともあると思うわけ。中国で言ったら、人権なんてお金がある人だけが許される特権みたいなもんだし。てか、人権ってそもそも何?」

と語りだしました。
私のとっている人権法の授業はあくまで法律の授業であって、そういう人権の政治的な側面はあまり扱わないのですが、これもまた議論の余地がたくさんある問題だよなあと。

人権にせよ、自爆テロにせよ、よくメディアや教科書でこういう問題があります、的な紹介がなされていますが、私は天邪鬼に、半分くらい誇張だろうと捉えていました。
が、実際近しい友人が普通の夕飯の席で、ある意味まんまの発言をしているのを聞くと、鳩が豆鉄砲を食らったような気持ちになるものです。

自分でも何だか消化しきれていないのになんですが、取り急ぎ報告まで。

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2007/11/09 (Fri) 暖炉談義

昨日はフラットメイトの元同僚が遊びに来ていたので、家から数秒のBrass Monkeyというパブに繰り出しました。

106172o.jpg


ここは内装が素敵です。見ざる言わざる聞かざるの三猿をモチーフにした英国調の装飾に、手前にはバーと暖炉のスペースがあり、右奥に一段高くなっていて、広い個室のようになってプロジェクターが付いた、クッションがあって寝転がれるスペースがあります。
みんな靴を履いたままそこにあがっているので、もちろん寝転がる文字通りと言うわけにはいかないですが、壁にもたれてサイダー片手に映画を見るとひどく幸せな気分に浸れます。
そしてそして、特筆すべきは夜でもホットチョコレートやエスプレッソなどのホットドリンクを出していること。
日本では普通に聞こえるかもしれませんが、こちらの庶民的なパブでホットドリンクを夜に探すとなかなか難しい!
友達が来ていたときにここを知っていればなあと後悔しました。(あっこ・・・次回はぜひ!)
始めはそこのねっころがれるセクションにいたのですが、あとで席を移動して暖炉の前のソファでまたいろいろと話し込んでいました。
こうやって火を見ながら話していると、外はひどく寒くて風がビュービューなのに、とても心休まる時を過ごせます。
もちろん、周りに気の置けない友人がいて、話に花が咲いて・・・と言うことが大きいと思いますが。

先日、友人のフラットのディナーに招待してもらって、手作りのトルコ料理に舌鼓を打った後、ぽんぽんになったお腹をなでながら、友人のフラットメイトが、実家の暖炉について語ってくれました。
寒い冬に、ワインを飲みながら夕飯を食べて、その後リビングの暖炉の前に寝転がってうとうとする、そうすると犬がやってきて、自分と暖炉の間に入って暖を取ろうとする・・・・そういうのって本当に至福のときなんだよなあっていうお話でした。

なんかすごくわかるなあと思ってしまった。
日本でも暖炉のあるご家庭は少ないかもしれないけど、例えばコタツに置き換えて話を進めると容易に共感できるのではないかと思います。

寒い季節にお腹も心も満たされて暖を取る、最高の贅沢の1つかなと思いました。

余談ですが、その暖炉の彼は実家がかなり広いようで、庭で取れた林檎を使ってアップルパイまで作ってくれました。
ものすごくおいしかった!
家で取れたものを使って料理ができると言うのもかなりの贅沢だなと思います。

ではではみなさんよい週末を。

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