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2005/06/07 (Tue) "La Traviata"

とは、イタリア語で「道を踏み外した女」。
17世紀フランスの劇作家Alexandre Dumas filsの長編小説であり、Giuseppe Fortunino Francesco Verdi(1813-1901,Italy) が小説を基に1853年に発表したオペラでもあります。
邦題は『椿姫』。
といえば、少しピンと来る人もいるのでは?
高級娼婦ヴィオレッタと青年貴族アルフレードの悲恋の物語。
世界のオペラ劇場の中でも最も上演回数が多い作品の1つだそうです。

今回、思いがけず鑑賞券を頂いたので、水道橋まで一人オペラ鑑賞と洒落込みました。

感想は・・・ううむ、わかりやすくって面白い。
というと見も蓋もないけれど。
起承転結がはっきりしていて、初心者でも感動できるようなお話。
もっと玄人的な批評ができるといいのですが、いかんせんちゃんとしたオペラを観るのはこれが初めてで・・・。
でも、古今東西「古典」と名のつくものにとっても弱い私にも、「オペラっていいね~」と思わせてくれるよい作品でした。

作品とは別に、驚いたのは舞台装置の豪華さ。
16世紀ヨーロッパ宮廷文化の象徴といったところでしょうか。
「贅沢を尽くす美」というものに触れた気がします。
文化ってその時代、その地域でしか生まれ得ない、貴重なものだと思うけど、その片鱗に触れることは、人は心豊かにする効能があるのじゃないかなあ。
兎にも角にも、「ロココ調」と聞いて心踊る人には本当におすすめの戯曲。
(例えばの話。椿姫とロココにはなんら関連性がないと思われる。)

20050607004813.jpg

ロココ調一例

一つ疑問に思ったのは、「椿姫」は本物の愛に出会って「道を踏み外した」のか、もともと「道を踏み外した女」だったのか。
みなさんはどちらだと思いますか?

最後に一言、印象深かったセリフを。
アルフレードの真摯な愛に触れたヴィオレッタのセリフ。

「愛は全宇宙の鼓動であり、神秘的で誇り高く、心には苦悩となり歓喜となる。」

何百年か前のデュマさんも、「愛とは何ぞや」という人類の普遍的な課題に取り組んでいたのですね。

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